THE GUESTROOM VILLAGE KYOTO, ROOM 2
2025年4月に客室リニューアルした嵐山の玄関口四条大宮のホテル「ヴィラージュ京都」全室リニューアル計画です。2008年にオープンした同ホテルは、最大6名様まで宿泊でき、グループやご家族で泊まることができる「広い客室」やチェックインから翌朝まで使える「大浴場」などが高い評価の同ホテルでした。お施主様の住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社では、「同じホテルは作らない、その土地にあったホテル」という考え方でその時代の潮流に合ったホテル開発を行っており、旅における高付加価値を図る取り組みを行っています。
今回のリニューアルでは、増加する家族連れ旅行や訪日外国人観光のニーズを汲み取り、ベッドを全室に採用し、水回りのリニューアルの実施に伴い、古都京都の魅力を生かした空間デザインを考えました。部屋のタイプは全9タイプあり、「親子3世代旅行におすすめの広々客室」や「快適なグループ旅行に機能的な客室」、パートナーとの旅行にゆったり過ごす客室」など、さまざまなニーズやシーン、用途に合わせた部屋構成を考えました。
客室コンセプトは「和歌ヲ詠ム離レ」とし、時を忘れ、和歌を楽しむトコロを離レ/別邸と名付け、たった17文字の歌を楽しむように空間に散りばめられた物語に出会う客室としました。客室は、白を基調とした和モダンタイプと<坪庭>を表現した和歌を詠むようにゆっくりとした場を設えることで、落ち着いた雰囲気のある空間です。コンセプトの和歌を詠むシーンからデザインを着想した、それぞれの場に灯明皿をモチーフのたスタンド照明、月あかりのブラケットライトや丸窓、そして坪庭部分は半閉じられた空間とすることで、落ち着いた時間を過ごすことができます。
また、各部屋にはすべて異なる「月」をモチーフとしたアートを設えています。67部屋すべての部屋をアートを巡るように楽しむことができます。
この場所に訪れる人が古都を感じ、何度も宿泊したくなる空間となることを目指しています。
Client: Sumitomo Fudosan Villa Fontaine Co.,Ltd
ARCHITECT: NOW
PROJECT TEAM: GEN SUZUKI,SAYOKO KUMAGAI
LIGHTNING DESIGN: KOIZUMI Lightning
ART WORK:MIYUKI KOTANI
ORIGINAL LIGHTNING: ALWAYS
PHOTO: TOLOLO STUDIO
YEAR: 2025





